明日12月13日は聖ルシアの日。スウェーデンではこの日は早朝のまだ暗~い時間に真っ白い衣装に身を包んだ女の人が頭にろうそくの火を灯し、お供のものを引き連れ歌を歌いながらそろりそろりとやってくる・・・っという、ざっくり説明を聞いただけでは“ホラー”感満載のちょっと変わった風習がある。実際には・・・
いつまでも明るい夏とは真逆で、冬はどっぷりと暗い時間が長くなるここ北欧の暗闇に明るい光を届けに来てくれるサンタ・ルシアちゃん
そ~んな日に欠かせないのが、サフラン菓子パンLussekatt(ルッセカット)
引っ越し後すっかり怠け癖が付いてしまって料理もベーキングもするのが億劫になってきたんだけど、ルッセカットにはこだわりがあるのでやっぱ自分で焼いときたい
・・・って事で久々にベーキング・・・
人肌程度に温めたミルクにドライイーストを溶かし、サフラン投入
そこに小麦粉を半量だけ入れてドロドロ状態でちょこっと寝かせ、膨らませる
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残りの材料(砂糖、塩、バター、カッテージチーズ、半量の小麦粉)を入れて捏ね、またもうちょこ~っとだけ(10分ほど)寝かせたら、早くも形作りへ
しっとり&ふっくら柔らかいルッセカットにしたいので、生地は結構ベトベトなんだけどあえて小麦粉をむやみに加えないようにしながら、なんとか形を作っていく
20分ほど寝かせると、早くもオーブンへ
新居のオーブンでルッセカットを焼くのは初めてなので、温度と時間の見極めが難しい
そうこうしているうちに、焼き上がりました 計30個のルッセカット
噛めば噛むほどほのかな甘さとサフランの香りが広がっていく、こだわりのふんわり&しっとりルッセカット。これだけは市販のものでは代用できないんだよねぇ~
やっぱ焼いてよかったな
もみの木ちえ